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パチンコって全廃しなきゃいけないほど面白いの?

なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)なぜ韓国は、パチンコを全廃できたのか(祥伝社新書226)
(2010/12/01)
若宮 健

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休日になると近所のパチンコ屋には車があふれかえる。
正月でもパチンコ屋に出入りする人は少なくない。

タイトルからも分かるように、本書はパチンコに対し批判的で、社会的に有害なものと位置づけている。
しかし、どちらかというと、パチンコが違法であり社会的にも有害であることを前提に
それを放置している日本社会(特に政治家やマスコミ)に対する警告といったほうが近い。

大抵の人はパチンコを一つの娯楽と捉え、自分自身の生活を破綻に追い込むことはない。
しかし、本書で紹介されるようなパチンコ依存症の人達が存在することも事実だ。

パチンコに限らず、娯楽というものは息抜きにもなれば、自分自身が破綻していくきっかけにもなる。
破綻していく人々を指差し、「心が弱いから」と言ってしまえば、それまでかもしれない。

しかし、娯楽を提供する側は、常に品質やサービスを向上するように努めている。
より楽しいもの、より高度なもの、より便利なものを我々に提供してくる。
特に日本ではその傾向が強いだろう。

それらを目の当たりにしたとき、我々はより強固な心の強さをもって
何もかもを自己責任のもとで自制していく必要が生じる。
果たして、それが健全な社会の姿といえるだろうか。

著者が主張するパチンコの全廃というのは、少し乱暴に思えるかもしれない。
しかし、底なし沼のように人間の欲を刺激し続ける"娯楽"というのも考えものだ。

娯楽を提供する側にとっては商売であり当事者である以上、自制を求めるのは難しいだろう。
そう考えると、著者が政治家やマスコミを第一に批判する理由は納得できる。

太陽熱エネルギーというものがあるらしい。

太陽熱エネルギー革命 (日経プレミアシリーズ)太陽熱エネルギー革命 (日経プレミアシリーズ)
(2011/03/09)
菊池 隆、堀田 善治 他

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太陽光エネルギーの本だと思って買ったら、太陽エネルギーだった。
そんなものもあるのかと思いつつ興味をもった。

小学生の頃、虫メガネで太陽の光を一点に集めて黒い紙を燃やす実験をしたことがある。
太陽熱エネルギーの原理は基本的にこれと一緒らしい。

本書での太陽熱発電に関するデータは非常に詳しく書かれている。
発電所の種類、方法、出力量など。

著者が太陽熱を推薦する一方、読んでいて気になる点があった。

それは、日本が海外に太陽熱エネルギー事業を展開していくことでの国益を提唱している点だ。
鳩山由紀夫元首相が掲げた「温室効果ガス25%削減」を実現していくための手段として有効とのことだが、
そもそも、この目標自体が机上の空論であり、誰もが共感できる内容ではなかったように思える。

砂漠などに設置することで最大の効果が得られる太陽エネルギー発電。
発電効率に疑問が残る日本に置かず、広大な砂漠をもつ海外に置くことへの理由付けとして
「25%削減」を引っ張り出した感が払拭できなかった。

しかし、太陽光発電と違い、蓄熱することで夜間も電力供給が可能になったり、
世界で起きている水問題の解決にも役に立つという点で、非常に有効な発電方法だということが分かった。
何よりも太陽エネルギーは無限であり、原子力発電における危険がないのも魅力的だ。

世界のエネルギー問題についても学べる一冊だった。
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Naoki

Author:Naoki
31歳。某ネットショップの運営やってます。

ツイッターはこっち。
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